文楽へようこそ

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    6月8日から21日まで、日本橋の国立文楽劇場で「文楽鑑賞教室」が開催されています。

    初心者向けに、文楽の解説もあるということで行ってきました。

     

     

    ロビーは高校生らしき白い学生服の一団が溢れ、なかなかの活気です。

    こんな若いときから文楽に触れられるといいな〜と思いながら進んでいきますと、

    資料室があり、本物の人形や、劇場構造の模型、文楽の小道具などが展示されていました。

     

     

     

     

    衣装を脱いだ人形の身体はいくつもの部分に分かれるのですね。

     

     

    太夫さんが使う見台、腹に納めるおとしと腹帯、お尻の下の小さな椅子(尻引)です。

     

     

     

    文楽三味線

     

     

    太棹三味線の弦は強く張ってあるので強い音がでる(コマの高さが高い)

    撥は象牙製で300gもあるということです。

     

     

    ホールにはいかにも文楽といった威厳のある緞帳が下がっていました。

    狩野永徳描くような幹の太い緑の松が、何本も枝を伸ばしています。

    写真に納めるのを忘れたのですが、思っていたより舞台幅は随分と広い。

     

     

     

    その舞台の両横にあるのが床

    物語の進行役である太夫さんと三味線弾きさんの定位置です。

    金色の壁がくるりと回転すると、太夫さんたちが現れる仕掛け、あれです。

     

     

    義太夫節は勿論日本語で語るのですが、これが現代人にはなかなか難解。

    舞台の上部に電光掲示板があって、台詞を読むことができます。

     

     

    この日は「鑑賞教室」ですから「人形」の使い方について実演がありました。

     

     

    頭・顔にあたる「かしら」と右手を操作する「主遣い」(おもづかい)

    左手を操作する「左遣い」

    足を動かす「足遣い」

    この三人が一組になって1体の人形を操るのだそうです。

     

    3人の息が合わなければ、ぎこちないものになるでしょうね。

    左手遣い、足遣いをそれぞれ10年以上修行して主遣いへと昇格していくと聞きました。

     

    人形は120cmから150cmあるそうですが、衣装をつけると10kgにもなるそうです。

    客席から見ていると、もっと大きく見えますから不思議です。

     

     

     

    この日の演目は、「絵本太閤記」から夕顔の段と尼崎の段でした。

    明智光秀が織田信長を滅ぼす時代物ですが、全部で13段あるうちの2段の上演です。

    尼崎の段は最も人気のある段だそうですが、1799年の作品といいますから、元禄文化

    華やかだった頃、上方の人々の大きな楽しみだったのでしょうね。

     

     

     

    大阪人なのに文楽体験は初めての私ですが、次は「曽根崎心中」など見たいと思いました。

    (実際に起った心中事件を近松門左衛門が描いたという)

     

     

     

     

    これは外国のお客様向けのポスターですが、外国の方も沢山見受けられました。

    興味を持たれた方は一度いかでしょう。文楽初体験記でした。

     

     

     

     


    紫陽花

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      裏山に植えている紫陽花の生育が、今年は少し寂しいように思えます。

      梅雨入りして、各地の紫陽花だよりが聞かれる中、ようやく咲き始めました。

       

       

       

      これは柏葉紫陽花ですが、花の大きさが例年の半分くらいしかありません。

      いつもですと自分の花の重みでぐ〜っと頭を下げていたのですが、ピンと頭をもたげています。

      花数も少なめです。どうしたことでしょう。

       

       

       

       

      成績の良いのはアナベルでしょうか。

      アナベルは、品種改良された紫陽花ですね。

       

       

      白の花びらは薄く柔らかく、まん丸の形をしています。

      葉も薄く茎も細くて、全体に貴婦人の感じと言えばいいでしょうか。

      それでも挿し木にすると成功率100%で、今年は5本に増えました。

       

       

       

       

      これは紫というよりは、ピンクですね。

      シーズンを通じて変色することなく、大きな木では私の背より高く、2m近くあります。

      雨の中、ピンクがあると少し華やぎます。

       

       

       

      これは額紫陽花。

      墨田の花火とか素敵な名前が付いたのもありますが、これは不明です。

      花は紫や白や、八重咲きのものや色々あるようですね。

      周りの花は装飾花というそうです。中央部にあるのは両性花。

       

      中心はこんな具合です。

       

      去年母の日のプレゼントにもらったものは、山に移植して高さ50cm位に育っています。

      蕾もたくさんついていますが、開くのはもう少し先のようです。

       

      咲きましたらまたお知らせします。

       

       

      最後にホタルブクロをお目にかけましょう。

       

       

      ホタルブクロはとても繁殖力の強い植物ですね。

      裏山の裾に植えて10年目ですが、どんどん広がって楽しませてくれます。

      冬期には姿を消しますが、6月になると蛍の宿のような花を楽しませてくれます。

       

      本日は紫陽花の第1報でした。

      下旬にはまたお知らせいたします。

       

       

       


      6月の風

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        今日からはもう6月ですね。

         

        図書館から予約していた本が入ったという連絡があったので自転車で行ってきました。

         

        安威川の堤防を6月の風を受けながら走っていましたら、ハルジオンが満開でした。

         

         

         

        ハルジオンは大正年間に北米から帰化した多年草だそうです。

        今では全国的に広がり、雑草として扱われているそうですが、これだけ堤防を埋め尽くしていると

        写真に撮りたくなりました。

         

         

        図書館の庭には、ナツツバキが咲いていました。

         

         

         

        蕾も沢山付いていましたから、まだまだ咲きそうです。

         

         

        これはハナミズキでしょうか

         

         

        樹木名がなかったので、「葉で見分ける樹木」で調べたのですが少し違うようです。

        ハナミズキの葉っぱはもっと丸く、鋸歯がないようです。

         

        ヤマボウシの葉は、卵円形で全縁でやや波打つとありましたからそうかも知れません。

        園芸品種も出回っているということなので、雑種かもしれません。

        樹皮を観察してくるべきでした。(反省しきり)

         

        ヤマボウシだと秋には赤い実がなりますから気をつけて見ていましょう。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

                   Wikipedia から借用

         

         

         

        帰路違う道を通りましたら、ほとんどの水田には苗が植えられていました。

         

         

        青田の上を風が吹き渡るのももうすぐでしょう。

         

                           借りてきた本

         

         

        大型美術書が借りられるのは嬉しいですね〜

        ではまた。

         

         


        野生の王国か(虫注意)

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          雨上がりの朝、ガラス戸を開け山側のブロック塀をふと見た。

          オオオ〜ツ・・・・

           

          見たこともない大きななめくじ! うそでしょ!と思ったがやっぱりなめくじ!

          若い女性なら、きゃ〜っと言う場面だが、沈着冷静な私(感性が鈍っているだけ)

          カメラに写した。

           

                        (ビビッタのかピントが合いませんでした)

          後で、長さを計ったら 16〜7cm はあったと思われます。

           

           

          ナメクジ調べてみました。

           

          ナメクジというのは、陸に生息する巻き貝のうち殻が退化したものだそうです。

          軟体動物門、腹足綱に属するとか、カタツムリの一種。

          カタツムリは歌になるけど、ナメクジの歌は聞いたことがありませんね〜。

           

           

           

            2〜3日前のこと

           

          洗濯ものを干そうとガレージの横を通った時、大きな蜂(多分スズメバチ)

          が飛び回っている。ふと頭上に目をやると建築中の蜂の巣。

           

          ありゃ〜、いつの間に!

          これは叩き落とさなければ、家族が危ない!(私もですが・・)

           

          箒を取り出し一撃

           

           

          マンホールの傍に落ちました。

          しかし綺麗に造っていますね。

          これだけつくるのにどれほどの回数土を運んだのか?

          感心ばかりはしておられません。

           

           

           

          日本にはスズメバチは16種もいるそうです。

          よくみるのはキイロスズメバチ

                    

           

          冬眠から覚めた嬢王蜂が5月頃から活動を始めるそうです。

          向かってくる蜂は、カメラに収められませんから、キンチョールで撃退!

           

           

           

           

          昨日の夕方、先のフェンスの下にまたもや大きなナメクジ? 発見

          しかし身体にきれいな幾何模様があり、こんなのは初めてです。

          ナメクジなのかどうなのか?

           

           

          随分よく肥えています。左が頭でしょうか?朝のものとは違います。

          (7〜8cm以上はありました。)

           

          またネットで調べてみました。

          ナメクジの仲間にいました。ヤマナメクジ? らしい。

           

          ナメクジはカフェインが嫌いなので、コーヒー殻を撒いておくと撃退できるとか。

          ビールは好きなので、ビールに殺虫剤を入れて置いておくのもいいとか・・。

           

           

           

          虫の大嫌いな娘が言います。うちは「野生の王国なん?」

           

           

           

          ご気分直しに最後は、咲き始めた セッコクの花です。

           

           

          木に植え付けているお宅も多いようですが、うちではフェンスに吊り下げています。

                                      

           

           

          岩の上や大木に着生するので着生植物というそうです。

          蘭の仲間でしょうね。唇弁と5枚の星のような花びらがびっしりついています。

           

          ではまたお目にかかりましょう。

           

           

          (ナメクジに詳しい方にお願い、間違いがありましたらご訂正ください)

           

           

           


          中国からの客人

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            華道の勉強に来ていた中国からの客人が帰宅しました。

             

             

            我が家に滞在していたその女性のことを少し書いてみたいと思います。

            彼女は30才になる独身女性ですが、来日前からの知人であった訳ではありません。

             

            彼女がビジネスで親しい日本の友人が、私の古くからの知人だったという関係です。

            日本語も英語も堪能で、企業人としても有能、明るくていい娘さんという紹介でした。

             

            来日の目的は、北京で習っている生花を、日本でさらに深めたいということでした。

            友人の保証付きでもあり、我が家に空き室がありましたのでOKした次第です。

             

             

                                                     

             

             

            いわゆるB and B(朝食とBed)くらいに軽く考えていたのですが、彼女の魅力に

            惹きつけられた1ヶ月間だったと言えます。

             

             

            最初に驚いたのが、日本へ留学経験が一度もないのに、日本語の発音が巧みなこと。

            大学で、発音の徹底した教授法を受けたようです。

            漢字ですから、語彙が多いのは当然かもしれませんが、諺などもよく知っています。

            我が家でも毎晩夕食後、即席の日本語教室を開きました。

             

            実は中国語も教えてくれたのですが、こちらの方は家族全員すぐにお手上げ!

            私が唯一覚えられたのが「メイ ヴァン ファ」仕方がない  だけ。

             

             

             

            第二に、彼女の家族は親密度が非常に強く、両親の事を常に話題にしていました。

            なんと彼女は6人姉妹の6番目、中国にこんな大家族があるって初めて知りました。

             

             

            結婚の第一条件は、「両親を大事にしてくれること」だそうです。

            日本だと、当事者同志の意志が最優先じゃないかと思うのですが・・・・・・。

             

            スマホで親族の写真をたくさん見せてもらいました。

            フェースブックは、中国では見られない(加入できない)ようですね。

            LINEもないのですね。関空に着くと同時に、LINE設定したそうです。

             

             

            LINEに代わるものとして、ウイー・チャットというシステムを利用していました。

            ウィー・チヤットで、中国のご両親やお姉さんたちと会話することができました。

            「便利になったな〜」と思うのは、私が遅れているのでしょうね。

             

             

             

            第三に、お花への関心度がなみなみならぬものであること。

            「池坊の春の作品展」に会期中は毎日京都まで通いつめ、帰宅後は復習。

            中国では手に入らない華道の本、(高いので中古)をネット大量注文する熱心さです。

             

             

            裏山からよく茂った木の枝を切ってきて、華麗な生花に変身させて見せてくれました。

            花は自然な方がいいと思っている私は、家で活けたことはあまりありませんでした。

            (一応、結婚前には「お花」もやったはず!)

             

            週に2度華道教室へ通い、最後まで残って教室の掃除をしてから帰宅するようでした。

             

            縁というかそ華道教室の先生は、以前私が住んでいた住宅地の住人で旧知の方でした。

            先生も彼女の研究熱心さには驚かれたようで、特別熱心に指導してくださったようです。

             

             

            料理もよく手伝ってくれました。

             

             

             

            中国料理には日頃から慣れ親しんでいると思っていましたが、餃子を作るのは流石本場仕込み。

            手慣れたもので、餃子パーティーを何度か開きました。

            (もちろん華道教室の先生や、お世話になった方々をご招待して)

             

             

                     手前の不格好なのは私の、向こう側がDingDing(彼女の名前)の。

             

             

            餃子の皮は、朝から仕込んで2時間ほど寝かせてあります。 

             (薄力粉・強力粉 それぞれ150g  水  150g)

            柔らかいので伸びやすく、円形にしやすい。

             

             

            沢山の思い出を残して帰国しました。

             

             

            一番よかったのは、中国がぐ〜っと身近に感じられるようになったことでしょうか。

            今まで、ヨーロッパや北欧、アメリカへは仕事やスケッチ旅行で何度も行ってきましたが、

            中国には全く関心がありませんでした。

            シルクロードやTVで紹介される世界遺産は見たいですが、何故か「こわい」と感じていました。

            それが払拭され、すぐネットでマップを見るようなっています。

             

             

             

            彼女の夢は北京で、教室を開くこと。(今は休暇中のようでした。)

             

            「写真の花」は総て彼女が活けたものです。

            ではまた。

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             


            万博の日本庭園で

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              緑の日、5月4日に万博公園に行ってきました。

              連休中でしたから混んでいるだろうな〜と思いましたが、「日本庭園が見たい」という

              客人のたっての希望でした。

               

               

              庭園内ではエビネ展が開かれていました。

               

               

              真っ白のエビネがあるのですね。

              山中でこんなのに出会ったら飛び上がるほど嬉しいでしょう。

              展示場のものは立派な植木鉢に植えられて、「エビネ様」って感じでした。

               

              エビネ展で、以外なものにも出会えました。

               

              これ「カンアオイ」という花です。図鑑では知っていたのですが、実際に見たのは初めて。

              根元に花を咲かせるのですね。見つかりにくいだろうと思うのですが・・・・。

              しかもこれは「パンダカンアオイ」きっと珍しいのだと思います。

              欲しいとは一寸思いません。

               

              万博公園になる前の「千里の竹林」を残したところもあります。

              (帽子の女性が客人)


               

              滝のある池

               

              すみません、滝がはずれました。

              (動画はあるのですが、ブログには貼り付けられないようです。)

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              一番の圧巻は「枝垂れエゴの木」

               

               

              エゴの木って低木だと思っていましたが、高さ10メートルになる木もあるとか。

              辺り一面とてもいい香りがします。

              花がとても可愛い。

               

               

              下向きの鈴のような白い花が枝にびっしりついていました。

              是非、我が家の庭にも1本欲しいものです。

              (アマゾンで調べると、幼木はそんなに高くないのですが、送料にビックリ!)

               

              最後はこの花です。

               

               

              これ何という木かご存知でしょうか?

              「クロイロ蝋梅」といいます。(名前が明記されていました)

              実はこれによく似た「キイロ蝋梅」というのがあるのです。

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

               

              昨年、我が家の近くの大門寺さんで見ってけたのですが、名前が分からずにいました。

              先日思い切って「このきなんのき」さんに質問して、初めて判明したところでした。

               

              万博公園は今まで何度訪れたことか、「クロイロ蝋梅」見落としていたのですね〜。

              とても嬉しい出会いでした。

               

               

               

              睡蓮の池には「大賀蓮と中国の古代蓮の交配種」があるということでしたが、どれがそうなのか

              探したのですが、はっきりとは分かりませんでした。

               

               

               

              昔、淀川キリスト教病院の柏木先生が、ホスピス病棟を作られた時見学に行きました。

              先生は、人が癒やされるには「緑と風と水」が必要だと話され、病棟の周囲にその通り

              の事を実行されたのです。その時のことを思い出しました。

              まさに、5月の風と、新緑の香りと、睡蓮の池、を前にして癒やされた1日でした。

               

               

               

               

              PS  樹木鑑定サイト 「このきなんのき 」さんは  下記のとおりです

                   http://www.ne.jp/asahi/blue/woods/ 

               

               


              隠れキリシタンの里

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                茨木市北部に「千提寺」という集落があります。

                隠れキリシタンの里とも呼ばれている千提寺の「キリシタン遺物史料館」を訪ねました。

                 

                 

                茨木駅からバスで50分ほどの距離にある村落は、三方を山に囲まれた静かな山里です。

                この山里で、キリシタン遺物が発見されたのは今からおよそ100年ほど前のことでした。

                 

                発見された遺物

                   ロレータ聖母子像

                 

                 教会堂を背景に、幼いキリストを抱いた聖母マリアが表されています

                 ヨーロッパで作られ、日本にもたらされた。

                 

                 ロレータというのは、イタリアの聖地。

                 マリアの生家がシリアから海を越えて飛んできたとされる一大巡礼地。

                 本作品と同様の作品がイタリアやドイツで確認されている。

                 

                 

                実はこの地は、キリシタン大名として有名な高山右近が高槻城主であった頃、高槻藩の

                領地でした。写真は高山右近の像

                 

                 

                 

                高山右近やキリシタン信仰にまつわる伝説が多く残っていたことから、地元の藤波氏が

                村の家を一軒一軒回って調査され、屋根裏や納屋から多くの遺物を発見されたのです。

                 

                   天使讃仰図

                 

                    合掌礼賛の天使の姿が表された銅版画

                    周りはラテン語の祈祷文とそれを図解したものが描かれている  

                 

                 

                 

                史料館には、藤浪氏の努力で発見された多くの貴重な遺物が展示、保管されています。

                「あかずの櫃」や竹筒の中に隠されていた信仰に使われた遺物を見てきました。

                 

                (ただ館内、写真撮影は禁止されていましたので、絵葉書をアップしています。)

                 

                 

                ビデオ解説によれば、千提寺の墓地から発見された石には、「上野マリア」の

                名前が刻んであったそうです。

                石の表面は風化していましたが、拓本をみるとそれと読むことができました。

                 

                禁教時代、かくれキリシタン達は、表向きは地元のお寺・高雲寺の檀家となって

                葬式などは仏式で行っていたが、内密には各家の天井裏や部屋の隅の押入れなど

                を利用して祭壇を設け、深夜にひと目を避けオラーショを唱えていたと言います。

                 

                  厨子入り象牙彫キリスト磔刑像

                 

                         

                 

                 

                江戸時代、幕府の禁教命令にもかかわらず、山間部に位置するこの小さな山里で信仰が

                秘密裏に守られていたことに、あらためて大きな驚きを感じました。

                 

                 

                 

                 

                PS1   記念館の隣には、オラーショ(祈祷の歌)を歌えた最後のご婦人のお家がありました。

                 

                PS2  私は若い頃、福祉事務所に勤務していたのですが、当時民生委員をしておられた

                    藤浪さんに何度かお会いしたことがあります。

                    その頃でも、元気のよい魅力的な白髪のご老人でした。

                 

                PS3  キリシタン遺物館は、茨木市立の資料館です。入館料は 無料です。

                 

                PS4  青字は史料館の資料から抜粋してまとめてあります。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 


                洞庭湖

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                  中国・湖南省に関するお話です。

                   

                  先週から我が家に滞在中の客人のお名前は、DingDingさんと言います。

                  彼女が育ったのは湖南省益陽市ですが、益陽市は洞庭湖という大きな淡水湖

                  の傍にあるそうです。

                   

                   

                                             洞庭湖に沈む夕陽

                   

                   

                  確か、高校の漢詩の時間に李白の洞庭湖をうたったものをを習ったと彼女に伝えると、

                  洞庭湖について色々教えてくれました。

                   

                  (洞庭湖については、ネットで調べれば詳しい情報があふれていますから、ここでは

                  地元の人から聞くことの出来るお話を書いみたいと思います。)

                   

                  洪水の話

                   

                  洞庭湖は、毎年7月ごろ、水量が増して氾濫することがあるそうです。

                  その対策の為各家庭では男性が、訓練に駆り出されるそうですが、若い男性は都会へ

                  働きにでかけているので、それに参加するのは大変だそうです。

                   

                   

                  調べてみました。

                   

                  洞庭湖の面積、通常   2,820平方キロ (琵琶湖の約4倍)

                     増水期は長江から膨大な量の水と堆積物が流入するので、20,000平方キロになる

                   

                  一寸信じられない数字ですが、かっては八百里洞庭と呼ばれ中国一の大きさだったそうです。

                  長江から年間1億4,000トンにのぼる土砂流入によって縮小が進み、更に農業用地としての

                  利用が進んでいるため湖は小さくなりつつあるそうです。

                   

                  湖岸の葦の話

                   

                  湖岸部は小さな島が点在しているそうですが、島は堆積物で地味が大変肥えているので

                  「葦」が自生しており、その若芽は食用として食すということです。

                  若芽には免疫力があり、脂肪の消化を助けるとか。柔らかくて美味しいそうです。

                  若芽とは、草丈20センチくらいまでののものを言う。

                   

                  琵琶湖の葦は、成長したものを干してよしずやすだれにすると聞いていますが、所変われば

                  習慣も違うのですね。

                   

                  湖の魚の話

                   

                  洞庭湖には大小色々様々な種類の魚類が棲んでいるようで、漁業も盛んだそうです。

                  小魚を乾燥させたものをお土産にいただきました。

                  彼女の家庭で作くったものです。

                  人は遊泳するのか聞いてみましたが、泳ぐには深いし、水は澄んではいないようです。

                   

                   

                   

                   

                  洞庭湖の南方一帯の景観

                   

                  洞庭湖の南一帯を瀟湘(しょうしょう)と呼び、その美しさは古くから絵に詩になっています。

                   

                  宋代から、この辺りの景観八つを景色とした、山水画瀟湘八景)を描くことが流行った。

                  この方式が日本に広まり、近江八景や金沢八景となった。(ネット)

                   

                  恥ずかしい話ですが、近江八景の元祖が洞庭湖だったとは、この年になるまで知りませんでした。

                  狩野元信の描いた瀟湘八景図が京都国立博物館にあります。

                   

                   

                   

                  興味のお有りの方は京都博物館のページに詳しいですから、ご覧ください。

                       http://www.kyohaku.go.jp/jp/dictio/kaiga/70shosho.html

                   

                   

                  最後に、李白の「洞庭湖に遊ぶ」

                   

                  彼女が撮った洞庭湖の湖岸に立つ漢詩の看板です。

                   

                   孟浩然と杜甫、李白の漢詩のようです。李白の漢詩を調べてみました。

                    

                      洞庭西望楚江分  
                    水盡南天不見雲  
                    日落長沙秋色遠  
                    不知何處弔湘君  

                   

                     洞庭 西に望めば楚江(そこう)分(わか)る

                     水尽きて南天 雲を見ず

                     知日は落ちて長沙(ちょうさ) 秋色(しゅうしょく)遠し 

                     何れの処にか湘君(しょうくん)を弔(とむら)わん

                   

                   

                  DingDingのおかげで洞庭湖がぐっと身近なものになりました。

                  お楽しみいただけましたでしょうか。ではまた。

                   

                   

                   

                   

                   


                  4月の裏山

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                    今年は桜の開花が早かったですね。

                    裏山の桜ももう散ってしまいました。でも今年は山桜が随分花をつけてくれましたから

                    写真に納めてあります。

                     

                    2〜3年前山桜があることに気がついてから藪を開き、下草を刈り根元に陽が当たるように

                    したのがよかったのか、地味な花ですが枝いっぱいに花を咲かせました。

                    来年はもっと花をつけてくれるよう期待しています。

                     

                     

                    今は藤が満開です。

                     

                    昨年の台風直撃で、かなり傷つきましたから、心配していたのですが杞憂に終わりました。

                     

                     

                    随分沢山の花房が垂れ下がっています。

                    例年に比べて花が少し小さいかもしれません。

                    ヤマフジだとばかり思っていましたが、これは円錐形を逆さにした形をしていますから

                    普通の「藤の花」だと教えていただきました。

                    (ヤマフジは花房が寸胴型をしているそうです)

                    紅葉の木に巻き付いて4~5m上まで花がついています。

                     

                     

                     

                     

                    次はツクバネウツギです。

                                スイカズラ科・ツクバネウツギ属の低木

                    小さなラッパのような白い花の根元を見てください。

                    がくへん(萼片)が5枚見えるでしょうか。

                    これが、衝羽根(つくばね)に似ていることからこの名前がつきました。

                    細い木ですが、3メートル位の樹高があります。

                     

                     

                     

                    ガマズミ、もしくはコバノガマズミ

                     

                     

                     

                     

                    3枚目は、葉が細長い形です。コバノガマズミかなと思います

                    葉・花・果実 ともにガマズミより小形です。

                    秋には赤い実をつけます。

                    単に陽当りの良し悪しによる差なのかも知れません。

                     

                     

                     

                     

                    最後はエビネです。

                     

                    これだけは自生ではなく、万博公園で買ってきたものです。2年目のものです。

                    目立ちにくい清楚な花です。

                     

                                                      

                     

                     

                    5月に入るとキンランやギンランが咲き始めます。その時またお目にかかりましょう。

                     

                     

                     

                     


                    中国・湖南省出身のお客様

                    0

                      湖南省出身の客人を一人、我が家でお預かりすることになりました。

                      現在は北京で、日本の花道を研修中の若い女性です。

                      京都で13日から始まる池坊の作品展に参加するのが主な目的です。

                       

                      彼女から中国のお茶をお土産にいただきました。

                       

                      一番下のポリ袋以外は総て「紅茶」なのですが、発酵方法がそれぞれ違うそうです。

                      右上の袋入りのものは、「老樹松針」という紅茶。

                      茶の葉が松葉のように細く仕上げられていて、味わいはスッキリしたお茶に似ています。

                       

                      小さな団子のように丸められているのは、オフィス用紅茶だそうです。

                      よく考えられていますね。

                       

                      下のポリ袋に入ったのは、外見は全くブルーベリーですが、黒い枸杞を乾燥させたもの。

                      アントシアニンの含有量がブルーベリーより遥かに多いそうです。

                       

                      水溶性なので水に浸し、朝目覚めたときから寝るまで、1日中飲む習慣があるそうです。

                      チベット星海省にある盆地、高山地帯に自生しているものを、採取して自家乾燥させたものです。

                       

                       

                      飲んでみました。

                      4~5分でこのきれいな紫色になります。

                       

                      30分も経過すれば、インクのような濃いブルーに変化しました。

                      お味は甘みはそれほど感じませんが、ほんのりといい香りがしました。

                      飲み干した後、再度水を加えると又この色に変化し、10回繰り返してもokです。

                       

                       

                      枸杞と言えば、中華料理の最後にでてくる「おかゆ」に入った「赤い実」しか知らない

                      私には黒い枸杞は驚きです。

                       

                      調べてみました。

                       

                      抗酸化物質アントシアニンの含有量は、全植物中最多、ブルーベリーの20倍

                      西域三宝(黒枸杞、夏虫冬草・サフラン)に数えられる希少植物

                      内蔵の冷えによる腰痛、目の疲れ、老眼への作用が古くから知られる

                      メタボリックシドローム、血糖値上昇の抑制、抗ストレス、不眠、アンチエイジング

                      美容への効果が確認されている

                       

                      凄い効能ですね。

                      市販のものは、10グラム  3,821円とありました。

                      (漢方薬の原料問屋さんの商品紹介から)

                       

                      漢方薬は高いものと思ってはおりましたが、効能は中国6000年の歴史が証明

                      してくれるのでしょうね。

                       

                      ホワイトリカーを注ぐと、黒枸杞酒になるそうです。

                       

                      彼女はこれから暫く滞在しますので、中国の話もご紹介できればと考えています。

                      ではまた。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       


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                      profilephoto ■ニックネーム 遊山 ■住んでるところ 大阪府   60歳まで福祉畑で仕事していました。 70歳を過ぎた現在は、夫と100歳になる実父との超高齢世帯です。 京都に近い北摂の山間部で生活しています。恵まれた環境ですが少し不便です。 旅行が好きでスケッチ旅行に何度か海外へ行きましたが、介護が始まってからは、もっぱら京都や奈良の美術館巡りです。 ブログでは裏山に自生する植物や野鳥、昆虫などの紹介をしたいと考えています。 写真は素人ですが、さりとて上手な絵が描けるわけでもありません. 時々「へたな横好き」のスケッチをupしたいと思います。

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