大山崎山荘美術館

0

    大山崎山荘美術館に行かれたことがありますか。

    京都府乙訓郡大山崎町にあります。

    桂川・木津川・宇治川の三本の川が合流する風光明媚な地にあります。

    大山崎に住んでいる友人と行ってきました。

     

     

    今この美術館では「漱石と京都」と称した展覧会が開催されています。

    (5月28日まで)

     

     

     

    漱石と大山崎山荘の関係

     

    今年は文豪・夏目漱石の生誕150年にあたるそうですが、漱石は4度京都を訪れています。

    その漱石が最後に京都を訪れたのは亡くなる前年、1915年(大正4年)のことでした。

     

     

    在京中に、祇園の文芸芸妓で名高い磯田多佳から実業家の加賀正太郎を紹介されました。

    加賀正太朗は関西の実業家で証券会社を経営していました。

    22才の時にはヨーロッパに遊学して多くのことを吸収して帰国したそうです。

     

    漱石が山荘を訪れた当時、加賀正太郎は鉄筋コンクリート(外観は和風の)建物を建築中でした。

    チューダ様式の建物から家具調度にいたるまで加賀が自ら設計、デザインしています。

     

    漱石の訪問時、若かった加賀は文豪の漱石に山荘の命名を依頼しています。

    帰京後、漱石は14の名を提案しているのですが、そのやり取りの手紙が展示されていました。

    (何故大山崎山荘になったかという手紙は不明だそうです)

     

     

    現在はアサヒビールの初代社長山本爲三郎が買い取り、美術館となっています。

     

    建物はドイツ製のステンドグラスが各所に使用され、大きな暖炉が当時の姿であります。

    100年前の建物ですが、西洋式バスルームにはラジエターが置かれ、暖房完備です。

     

     

     

    蘭について

     

    加賀正太郎は多趣味な人であったそうで、イギリス滞在中に王立植物園を訪問しています。

    そこで「蘭」に強く魅せられ、帰国後は自宅の温室で蘭の栽培に情熱を注ぎました。

    30年間に育成した蘭の数は、1140種、一万鉢になるとか。

     

    後年、これらの蘭を日本画家の池田瑞月が絵にし、木版画にした作品が「蘭花譜」です。

    蘭花譜も展示されています。

     

                大山崎の友人から借りた「蘭花譜」より
    感想
     美術館は茨木市の我が家から近い事もあって、春に秋に友人とよく尋ねます。
     訪館する度、展示物もさることながら建物や庭には深く感動してしまいます。
      (安藤忠雄さんの地下美術館もあります)
     建物のベランダからの眺めも絶景です。(美味しいコーヒーが飲めます。)
     加賀正太郎さんのことを調べる内、茨木カンツリー倶楽部(ゴルフ場)も彼が
     設立に参画していることを知りました。
     日本人で最初にユングフラウに登攀したのも加賀正太郎さんだそうです。
     広い庭園には枝垂れ桜や、モミジが沢山あるのですが、緑色の桜がありましたので
     ご紹介して終わります。
              御衣黄といいます

     

      美術館の案内ページがありましたので、アドレスを記しました。

      http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

     

     

     

     


    ブルーベル開く

    0

      ブルーベルが咲きました。

      ベルの形をした小さな花ですが、毎年この花が咲くのを心待ちにしています。

      イギリスの知人から種を分けてもらったのがもう5年ほど前のことです。

      1年目はまるで縫い針のように細い芽が出るのですが、それがここまで育ちました。

       

       

      蕾も幾つかついています。

      そんなに背の高い植物ではありませんが、これが一面咲いたらそれは可愛いでしょうね。

       

       

      裏山にも同じものを植えていますが、プランターのものが一番早いようです。

       

       

      同じブルーの花が裏山に咲いていました。

       

      十二単衣だと思うのですが、本で調べると、色が違います。

      またFBの「みちくさ」部に教えを乞いました。

      セイヨウジュウニヒトエと言うそうです。

       

      植えた覚えはないのですが、去年も咲いていましたから多年草ですね。

      花が階段状についています。

      イチゴのランナーのように細い茎が地を這うように伸びて増えていきます。

       

       

      最後は、裏山に咲きはじめたツクバネウツギです。

       

      花の根元を見てください。

      がく(萼)のところが羽子板でつく「羽」に似ているでしょ。

      この形・衝羽根(つくばね)から名がついたそうです。

      木は2メートル位の高さで幹も細いのですが、小さな花を沢山ついています。

       

      春、まっさかりといったところでしょうか。

       

      山藤も咲き始めました。房がまだ小さいですが伸びてきたらご紹介したいと思います。

       


      クヌギ

      0

        裏山には隨分背の高い木(10メートルはありそう)が何本もあります。

        落葉樹が多いのですが、秋にはどんぐりをつける木も何本かあります。

        そんな木の中の1本で今頃になると房のようなものを沢山つける木があります。

         

        写真で見ると綺麗なのですが、これが1週間もすると全部落ちて来る厄介ものです。

        花だろうと軽く思っていたのですが、今回フェイスブックに質問してみました。

         

        木の名前は「クヌギ」、房は「雄花」ということでした。

         

        じゃあ雌花はどこにあるのだろうということで調べてみました。

         

        NHKに、「クヌギのどんぐりができるまで」というよく分かる番組がありました。

        3分ほどと短いですがよくできています。どうぞご覧ください。

         

        http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400792_00000&p=box

         

        どんぐりが2年越しにできるとは、ビックリです。

         

        どんぐりをつける樹は日本には約20種類もあるそうです。

         

        クヌギはブナ科の樹木ですが、ブナ科の植物を調べると、

        コナラ亜科・クリ亜科・ブナ亜科に分かれていました。

         

        どんぐりの帽子のことを殻斗(かくと)というそうですが、

        クヌギの殻斗はアフロヘアーのボートのような形をしています。

         

         

                        

         

        まんまるに近いです。樽に似ているといった方がいいかもしれません。

        直径2センチくらいもあるので、10メートル上から落ちて、サンルームの屋根に当たると

        大きな音がします。夜中ですと「何事?」と驚かされます。

         

         

         

         

        この写真がクヌギの根元です。

        5月になるとこの木の根元にキンランが咲き始めます。

        キンランとクヌギは共生関係にあると聞いていますが、最近木が少し弱っています。

        (根元から黒い粘液が出始めている。甘い樹液ではない。)

        心配しています。

         

        でもキンランの小さな「芽」が出始めていますから、花が咲きましたらまたご報告いたします。

         

         

         


        裏山の春 

        0

          裏山の春も本番を迎えています。

          クリスマスローズから始まり、イカリソウの白や紫の花が満開となり、

          今はタチツボスミレが山の斜面を薄紫に染めています。

           

           

          タチツボスミレというのは、野草の本によれば、有茎種というスミレです。

          花の終わり頃になると茎の途中から花柄が多くでるようになります。

          他に、無茎種という地面から直接花柄がでるものがあります。

           

              

           

          タチツボスミレは繁殖力が強いのか、裏山の斜面を確実に広がってきています。

          色は薄いのですが、小さい花が群がってて咲いていると、とてもいじらしく、

          「咲いてくれてありがとう」と言いたくなるほどです。

           

           

           

           

          昨日、大きくなりすぎたツワブキを整理していた時、朽ち葉の下にキノコを見つけました。

          初め土の塊のようにしか見えなかったのですが、以前本で見たことのある「アミガサダケ」

          のように思えました。

          早速、(買ったばかりの)スマホで調べてみると、間違いなく「アミガサダケ」でした。

          ビックリ仰天です。

           

           

          タチツボスミレが咲き、桜の花の咲く頃、里山で見られると書いてあります。

          日本ではあまり食べないが、西洋ではバターで炒めて食べるとか!

          あたりを調べてみると他にも2本見つかりました。

           

           

          1本は何かに食べられていましたが、もう1本は少し黒味がかっていました。

          食べられると分かっても、ちょって試してみる勇気はありません。

           

           

          その後、もう一つ発見がありました。

           

          ナナフシってご存知でしょうか?カマキリに似ていますが身体が枝のような生き物です。

          桜の木についている時は、ほんとに枝かと思いますが動くのでそれと分かります。

          そのナナフシの赤ちゃんを発見しました。

           

           

          如何です。細いでしょ!この細い手足を振り回して威嚇していました。

          よく見ると手足に横縞の模様があります。

          阪神タイガースのファンかも知れません。

          擬態というそうですね、

          木の葉そっくりのカマキリもいるそうですから、このくらいで驚いたらいけないのかな。

           

          一寸見慣れぬものが続きましたから、最後は庭の花で締めましょう。

           

          スズラン水仙

          開きかけの石楠花です。

           

          春は駆け足です。

          近くのお寺の満開だった桜も散り始め、桜吹雪に風情を感じます。

          そしてなによりもモミジの若葉がいかにも春らしい気分にしてくれています。

          やがて季節は新緑へと移っていくのでしょうね。

           

           

           

           


          イカリソウ開く

          0

            遅かった今年の裏山の春も、ようやく本番を迎えています。

            咲き誇っていたクリスマスローズは、種を付け始めました。

            代わって春の賛歌を歌い始めているのが、イカリソウ。

             

            斜面には色々な色のイカリソウが咲いています。

             

             

             

            まずは真っ白のイカリソウ

             

            続いて紫のイカリソウ


            同じ紫でも筋だけが紫のものもあります。

             

            グレーに近いものもありました。

             

            この山は北側斜面になっていて、日当たりはよくない(半日影)のですが、

            多分環境が花に合っているのでしょうね。

             

            今年は満開になるのが2週間ばかり遅れましたが、今が一番華やいだ季節です。

            それに嬉しいことは、イカリソウの小さな子株が沢山増えつつあることです。

            私の重い体重で踏まないように、目印を立てて気をつけています。

            裏山から、春の一日のご報告でした。

             


            春の大門寺

            0

              陽気に誘われて大門寺まで行ってきました。

              視覚障害のある夫には、ガイドヘルパーさんに介添えして頂きました。

               

                                                                                                   本堂

               

                               弁天堂

              ここ大門寺は大変由緒深いお寺で、開祖は桓武天皇の兄開成皇子だと聞いています。

              弘法大師が9年間ここに逗留され、金剛・蔵王の二像を刻み守護神にしたそうです。

              (癒やし散策・茨木の寺院 加藤秀治著 より)

               

              1枚目の写真は本堂ですが、前庭に枝を張っているのが桜の古木です。

              弁天堂には秘仏本尊の如意輪観音がおられるのだと思います。

               

              桜はかなりの年月を経たものでしょう、幹の苔(地衣かな)が緑青の色をしていました。

               

               

              お庭では苔が一面に広がり、至る所ヒゴスミレが今を盛りと広がっていました。

              アップにしてみましょう。

              葉の切れ込みが見えますでしょうか。人気あるスミレの一つです。

               

              椿の花も数種類が植えられていました。

              八重ですね。

               


              ピンクの大きな一重

               

              この椿は大木でした。桜と同じ位の高さでしたから4メートル位はありそう。

               

              続いて山茱萸

              花が隨分と沢山ついています。

               

              境内は広いのですが、崖や木の根元にはタチスボスミレが沢山見られました。

               

              中央が青い丸葉のスミレも見られました。

               

              最後に自宅から3時間ガイドをしてくださったヘルパーさんと夫のツーショットです。

              どちらが夫でしょう?

               

              え〜、もちろん美男子さんの方が、ヘルパーさん です。(残念でした)

               

              大門寺は茨木市の最北部の高台にありますから、お天気の良い日には、

              なんと大阪の駅前、梅田あたりのビル街までも望遠出来ます。

              境内にはモミジも沢山ありますから、紅葉の頃は又ご紹介したいと思います。

               

               

              夫は退職後、網膜剥離でかなりの視力をなくしています。

              ガイドヘルパーさんのお陰で、春の一日を楽しく過ごすことができました。

               

              後日青い丸葉スミレは、ヴィオラ・ソロリアリケアナ と教えていただきました。

              ではまた。

               

               

               

               

               


              春休み

              0

                春休みになって孫たちが遊びに来ていました。

                東京からは5年と2年の兄・妹が、名古屋からは中1の女の子が、合計3人です。

                今回初めて子供たちだけでやってきました。

                双方都会のマンション暮らしですので、里山にある我が家で冒険するのが目的らしい。

                 

                まずは山登り。(山とは名ばかり小さな丘なのですが・・)

                咲き誇るクリスマスローズには目もくれず、ただ丘を駆け上ったり下ったり。

                探検と呼んでいます。

                 

                裏山では鶯が鳴き、ウグイスカグラも咲いていました。

                今年は花が1週間は遅れて、しかも花が小さい。

                でも小さくて赤いラッパのような花はとても可愛いです。

                 

                次はイカリソウ

                残念ながらまだ蕾が立ち上がったばかり。(手前の赤い2本の茎)

                去年は今ごろ満開だったのですが・・・。

                 

                ツチグリというキノコも見つけました。

                中央部がかじられていますね。これは食用になるそうです。

                 

                山ばかりという訳にはいきませんから、あくる日は大阪港に出来たばかりの

                レゴランドへ行ってきました。

                 

                この人形(?)はレゴで出来た作品です。

                 

                宣伝文句に惹かれ期待して行ったのですが、想像とは少し違っていました。

                 

                会場は思っていたより隨分と狭く、天井も低くて証明が暗い。

                同じ音楽が流れ、大音響のマイクが呼びかけるのが高齢者にはなんとも落ち着かない。

                でも子供たちは意外と平気で遊んでいましたが、私の方は雰囲気に負けて少々ダウン。

                 

                 

                翌日は近くの安威川の散策に出かけました。

                 

                田舎道を植物を観察しながら歩くだけですが、河原では葉っぱ流しや石投げにトライ。

                河原で見つけた春の野草は、緑濃く柔らかそうで蕾もついていました。

                 

                フェイスブックの「みちくさ部」に名前を質問して、教えてもらいました。

                上は  カラシナ     (近くの畑から種が飛んできたのでしょうか)

                下は  ヒメオドリコソウ (田んぼ一面に生えていました)

                ホトケノザを見つけたかったのですが、残念ながらそれは見つかりませんでした。

                 

                 

                翌日は万博記念公園へと繰り出しました。(我が家からは近い)

                 

                さぞかし多くの人出とお思いでしょうが、それはエキスポシテイの方ですね。

                私達が入ったのは「日本庭園」(入園料 大人250円、子供70円)

                広い庭園にお客さんは疎ら、信じられない程の静かさを独り占めできました。

                (東西1300メートル・南北200メートルの広さです)

                 

                 

                どれだけ走ってもいいよと言うや否や、3人は ♫♫ 丘を登り川を下り ♫♫

                 

                園内は丁度、白モクレンが満開

                 

                芝生の上を転がり、靴を脱いで小川に入り、楽しかったようです。

                池には大きく育った鯉が隨分沢山いるのですが、エサやりもしました。

                (エサ代は1袋、100円)

                 

                日本庭園を出てからは、万博広場にあるアスレチックで跳ね回る事もできました。

                 

                 

                子供たちにとっては、身体を使って思いっきり遊ぶのが楽しいようですね。

                晴天に恵まれ、健康的な時間を過ごすことができました。

                 

                有名な用意された遊技場は入場料も結構かかりますし、どこか遊ばされている感じですね。

                じいじ、ばあばは「何処か連れて行ってやらなきゃ」と意気込むのですが意外や意外、ごく

                身近に楽しめる所はあるのだと気付かされた今回の春休みでした。

                 

                日本庭園のホームページは

                http://www.expo70-park.jp/cause/nature/japanese-garden-poi/#caption0

                 


                クリスマスローズ

                0

                  裏山に春がきました。

                   

                  今年は馬酔木の赤が沢山花をつけています。

                   

                  植えてからもう8年くらい経っているのですが、半日影なのでやっと1メートルくらいです。

                   

                  日影にもかかわらず今年もよく咲いているのがクリスマスローズです。

                   

                   

                  この花、みんな下を向いて恥ずかしそうに咲きます。

                   

                  カメラマン泣かせですね。

                   

                   

                  これは何色と言えばいいのでしょう。

                  えんじ色? ピンクかな?

                   

                   

                  斑入りもあります。

                   

                  次は八重の白

                   

                  結構大きな花です。直径5センチくらいあります。

                  花びらの中央が少し紫色をしています。

                   

                   

                  最後は濃い紫色

                  葉も茎も紫色をしています。

                   

                   

                  右側に大きな石があるのにお気づきでしょうか?

                   

                  この石、イノシシ避けです。

                  毎年一冬に1〜2回、イノシシが出ます。

                  大きな鼻で根元を掘ってミミズを探しますから、やられないように石を置いています。

                   

                  今日は暖かでしたから、こぼれ種から育った苗(2年生)を10本ほど移植しました。

                  少し育った3〜4年生は、適当な場所に植え替えてやります。

                  なにしろお借りしている場所ですから、実生で育つものや株分けできるものばかりを

                  どんどん増やしています。(無料です)

                  お陰様で笹薮だった裏山はコケの生えた素敵な庭になりつつあります。

                  (自分ではそう思っています。)

                  いつでも遊びにお越しください。

                   

                   

                   


                  椿の本陣

                  0

                    名神茨木インターチェンジから、池田に向かう国道171号線沿いに

                    通称、「椿の本陣」という国史跡の「郡山宿本陣」があります。

                    春の特別公開が3月4日から始まりました。行ってきました。

                     

                    まずは、御成門

                     

                     

                    江戸時代、大名、公家、幕府の役人、門跡寺院の僧侶が休泊した旅宿のことで、大名宿とも

                    称されるそうです。

                    ここは西宮から京都へと続く西国街道の中間に位置しているので隨分繁盛したということです。

                     

                    門を入ると、すぐ右手に「五色の椿」という大きな椿が(写真は二代目)あるので、

                    「椿の本陣」の名前で呼ばれ、人々に親しまれてきました。

                     

                     

                     

                    本陣見取り図

                     

                     

                    隨分大きなお屋敷です。

                    当日はボランティアがおられて、詳しく説明してもらえました。

                     

                    早駕籠

                     

                    かまど

                    宿の前に掲げられた看板

                     

                    この看板は、本陣が用意するのではなく、投宿する大名が持参されるものだとか。

                    それで「御宿」ではなく単に「宿」と書かれています。

                    沢山の看板の中には、「浅野家」や「島津久永」のものを見つけました。

                     

                    御休みになるお部屋

                     

                    部屋の中央部が高くなっています。

                    奥に見えているのは時計

                     

                    中に分銅が仕掛けられていて、分銅が下がり切ると見張りが上まで引き上げる。

                    その為、夜中は寝ずの番になったそうです。(2時間毎)

                    早朝4時出立ということもあり、2時頃から朝の準備がなされた為です。

                     

                    十手

                     

                    宿場町を狙う、狼藉の輩が横行したので、当家は十手預かりをしていた。

                     

                    屋敷の離れに丸亀藩から寄贈された茶室がありました。(理由は不明だそうです)

                    隨分開放的な茶室なのでお尋ねしたら、千利休ではなく古田佐助の作だとか。

                    古田佐助を調べましたら、織部焼で有名な古田織部のことでした。

                    しかも織部は茨木城主中川清秀の妹を妻に娶っているということです。

                     

                    当日は、ご当家当主の梶さん(95歳)のお話がありました。

                    明治3年に本陣が廃止されてから150年、その間全国に2000軒以上あったという

                    本陣・脇本陣は、今は見る影もなく、ここは貴重な存在になっているということでした。

                     

                    これは、かっての郡山宿の模型です。

                     

                    本陣に宿泊できる人数は3〜40人ですから、大名行列の一行が宿泊するために、

                    本陣を中心にして100軒もの旅籠が栄えていたということでした。

                    貴重な歴史の一端を聞くことの出来た有意義な春の一日でした。

                     

                     

                     


                    酒蔵探訪

                    0

                      灘の生一本とか、灘五郷という言葉をお聞きになったことありませんか?

                       

                      灘五郷というのは、神戸市東灘区・灘区と西宮市をあわせた阪神間の地を言うそうです。

                      生一本とは、勿論そこで作られるお酒のことですが・・・

                       

                       

                      実は私、この灘区で中学・高校という青春時代を過ごしました。

                      でも何故か今まで酒蔵を訪れたことはなく、今回が初めて神戸の友達と行ってきました。

                      訪れたのは阪神電車、大石駅近くの「沢の鶴」さんの資料館。     
                      渋い木造の大きな酒蔵です。                     ※1
                      蔵の前庭に、長い天秤棒を使った組み上げ式の古い井戸がありました。
                      蔵に入ると、まずは酒造りの工程について詳しいビデオ解説がありました。
                      酒造りの仕事をする人を杜氏と呼ぶそうですが、杜氏頭の経験と熟練技とその指導の下
                      お酒は造られるそうです。
                      どの酒造会社にも長年培われた製造法とそこにだけ伝わる秘法があるのだと思います。
                      私が理解できた範囲のことをまとめてみました。
                          ー鯤討寮米(昔は洗い桶の中で人が足を使って洗ったこともあった)
                         ◆‖腓な甑(こしき)に入れて蒸す
                          蒸しあがったお米に酵母を加える (もとじこみ)
                           種になる麹は室と呼ばれる部屋で造られる
                           (雑菌が入ると死んでしまうそうです)
                         ぁ℃辧覆發蹐漾忙店み
                           この段階で水が使われる
                           灘では西宮の宮水を使っている
                           宮水は六甲山の伏流水で硬水  
                           出来上がりがキリツとしている 男酒と言われる       ※2
                         ァ‐總→滓引き→火入れ
                           醪を搾ってお酒と酒粕に分離する
                           巨大なテコを使って絞る
                         Α_估れ
                         А|蔵して最後に出荷
                      酒造会社によっては、新酒ができるのは2〜3月限定というところもあるそうですが、
                      沢の鶴さんでは、一年を通して製造しておられるそうです。

                      資料館になっている蔵の中には、仕込用桶や用具がずらりと並んでいました。

                       

                      樽ははしごをかけて登るようになっていましたから、3メートルはありそう。

                      現在、樽を造っているところは西宮に1箇所しかないと聞きました。

                       

                       

                      酒造りの用具も大小、様々展示されています。

                      面白いのは、道具にネコとかカエル・キツネなどの動物の名前が付けられていました。

                      未就学児童が働いていた時代もあったので、名前が覚えられやすいよう工夫してあったとのこと。

                       

                      一番の圧巻はテコを使う搾りの規模の大きいことです。

                       

                      重しの下の大きな箱の中には、醪仕込みの酒が入った布袋がぎっしり積んであります。

                       

                       

                      上にかかっているのが、布袋(柿渋が塗ってあります)。

                       

                      2階には、出荷に使われた、千石船の模型(10分の1)がありました。

                       

                       

                      小さくて見えませんが、菰樽には「沢の鶴」と書かれています。

                      酒だけでなく、総ての上方文化が江戸へと下って行ったのですね。

                       

                      ご紹介できたのは、資料館のほんの一部でしかありません。

                      震災復興の工事中に出てきた貴重な地下構造「槽場」もありました。

                      お酒好きの方も、そうでない方も見学されたらきっと面白いと思います。

                       

                      資料館の最後はショップになっていて、各種のお酒が試飲できます。

                      ここでしか試飲出来ないものが並んでいましたよ。

                       

                      年配の男性グループがとても賑やかでした。

                      飲めない私は「酒粕」と「粕漬け」を買って帰りました。(残念)

                       

                      出口で見かけた、昔の宣伝ポスターです。

                        
                      ※1 昭和53年から古い酒蔵を資料館としてスタートされたそうですが、
                         阪神淡路大震災で壊滅的打撃を受け、4年間の全面立て直しを経て
                         免震システムの木造資料館として再出発されたそうです。 

                         兵庫県の「重要有形民俗文化財」の指定を受けている。

                      ※2 伏見の水は、軟水。女酒と言われる

                       

                      資料館内の写真は、私がデジカメで撮ったものですが、地図と資料館はパンフレットからです。

                      | 1/11PAGES | >>

                      profile

                      profilephoto ■ニックネーム 遊山 ■住んでるところ 大阪府   60歳まで福祉畑で仕事していました。 70歳を過ぎた現在は、夫と100歳になる実父との超高齢世帯です。 京都に近い北摂の山間部で生活しています。恵まれた環境ですが少し不便です。 旅行が好きでスケッチ旅行に何度か海外へ行きましたが、介護が始まってからは、もっぱら京都や奈良の美術館巡りです。 ブログでは裏山に自生する植物や野鳥、昆虫などの紹介をしたいと考えています。 写真は素人ですが、さりとて上手な絵が描けるわけでもありません. 時々「へたな横好き」のスケッチをupしたいと思います。

                      最新の記事

                      カテゴリー

                      archives

                      recent comment

                      links

                      profile

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode