ルート・ブリュック展

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    陶板画ってご覧になったことありますか?
    私は、キトラ古墳の壁画の複製とか、大塚国際美術館にある膨大な複製画とか
    その程度のことしか知りませんでした。
    知人から ルート・ブリュックさんの陶板画の写真を何点か見せて頂きましたが、
    その立体感と、様々な造形、神秘的な色彩の美しさにときめくものを感じました。
    現在、伊丹市立美術館でその作品展が開催中だと教えられ、行ってきました。
    ルート・ブリュックさんは北欧フィンランドを代表する女性アーティストだそうです。
    そんな第一人者の作品がなぜ没後20年の今になるまで日本で紹介されなかったのでしょう!
    ともあれ作品を見てみましょう。
    200点の作品は大きく前期と後期に分けられるようです。
    前期のものは、具象的な形態をしており、ひと目でそれと分かるものばかりでした。
    鳥・果物・少女・蝶・聖書からの物語・教会・・・が不思議な色合いに仕上がっていました。
     
     
      
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    初期の作品(1階に展示)は写真撮影が許可されていましたからスマホで何枚か撮ってきました。
    後期の作品(地下に示場)の作品群は作風が全く異なっていました。
    膨大な数の立体状のピースタイルを組み合わせ、大型壁画を構成しています。
    1960年代から作風を移行され、抽象的で立体的になったそうです。
    何故変化したのかそのあたりのことは説明にはなかったように思います。
    地下展示場は撮影禁止でしたからお見せできなくて残念なのですが、ピースタイルそのものが展示
    してありました。
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    上はタイルの極一部ですが、金色、銀色、白色、様々な色彩の大小のピースが使われていました。
    小さなものは1辺が1センチに満たないものもあります。
    ルート・ブリュックさんの父親は蝶類学者でしたので、彼女にとって「蝶」は大切なモチーフ
    だったと説明にありました。
    また夫のタピオ・ヴィルカラさんも戦後を代表するデザイナーだったということです。
    代表作「ライオンに化けたロバ」(ポスターのライオン)は、かけがえのない存在だった夫の
    肖像として制作されたと言われているそうです。
    伊丹市立美術館は規模はそんなに大きくありませんが、落ち着いた雰囲気が私は気に入っています。
    中庭は和風庭園ですが、今年は柿がたわわに実をつけていました。
    作品集を買おうと思ったのですが、年金生活の私には一寸手がでなかったので、ライオンのファイル
    を求めて帰りました。
    お時間のある方にはお勧めの作品展です。

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    名前を遊山といいます。   大阪府の北部に住んでいます。 京都にも近い山間部です。 近くには安威川が流れています。 川向うは高槻市になります。
    福祉施設の現場や学校などで介護を中心に60才まで就労しました。 今は家人と晴耕雨読の生活です。 ブログでは裏山に自生する植物や野鳥のこと、加えて地域の行事や小さな旅行など 紹介できたらと考えています。

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