茨木童子

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    明日は節分

    赤や青の鬼の面を付けて子供たちと豆まきをしたのはもううん十年も前のことですが、

    今日はその鬼の話です。

     

    茨木市には「茨木童子」という市民誰もが知っているお話があります。

    下の写真は茨木童子の石像です

     

    頭の上に角が生え、金棒をもっています。

    茨木童子というのは実は、鬼の子供なのです。

     

    今は暗渠になっている茨木川の「高橋」の欄干に立っています。

     

    茨木童子の出生については、摂津説や越後説などいくつかあるようですが、

    ここでは摂津説からお話ししてみたいと思います。

     

     

      茨木童子のストーリ

     

    昔、水尾村(現茨木市)に一人の男の子が生まれました。

    生まれた時にはすでに歯が生え揃い、すぐに歩き出したので母親はショック死します。

    困り果てた父親は九頭神の森の近くの「髪結い床屋」の前に、男の子を置き去りにして

    しまいました。

    幸い男の子は床屋夫婦に拾われすくすくと育ち、床屋の修行をしたそうです。

    ところがある時、あやまってお客の顔を剃るときカミソリで切ってしまいました。

    流れる血をなめたところあまりに美味しかったので、それからというもの故意に客の頬を

    切っては滴る血をなめるようになりました。

     

    床屋に怒られ気落ちした男の子が、近くの川の橋からうつむいて下を覗き込んだところ、

    川面にあったのは鬼の姿でした。

    (茨木市新庄町には「茨木童子姿見の橋」の石碑が立っています)

     

    驚いた童子は床屋には帰らず北の丹波の山奥に逃げ、酒天童子の家来になったということです。

     

    (ここからは「大江山の酒天童子」の話になるのですが、それはまたの機会に)

     

    酒天童子の手下として京の羅生門に出没し、盗賊を働いていた茨木童子はある時神通力で

    父親の病気を知り、看病のため茨木に帰ってきます。

    自分を捨てた親を恨むことなく、く看病し看取った後、大江山に戻って行ったということです。

     

     

    茨木市では茨木童子は悪党ではなく、どちらかというと愛すべきキャラクターとして語り継がれ、

    親しまれているように思います。

    最近では「泣いた赤鬼」という名作もありますし、必ずしも鬼は悪者ではなく、心優しい鬼のように

    扱われている場合もありますね。皆さんはどう思われるでしょう。

     

    上の写真は、郵便ポストの上にたつ茨木童子です。

    I love letters と書いてあります。

     

    童子の絵は、市内の飛び出し注意の「道路看板」などにも描かれています。

    節分にちなんで鬼のお話でした。

     

    (wikipediaや伝承を元にまとめてみました)

     


    コメント
    yamaniwakotori様
    今日は友達に誘われて、万博公園へ蝋梅と紅白の梅を見に行っていました。お返事が遅くなりました。
    日本庭園の蝋梅は幹が細く、樹高は2メートルはありそうなのですが、花の付きはよくありませんでした。
    それと蝋梅たる蝋の色合いが透明感が少ないように思われました。
    紅白の梅の方は満開までもう2〜3日というところでしょうか。

    茨木童子の件ですが、色々説があるのに私もびっくりしましたが、茨木市民としては水尾村生まれというのが望ましいかなというところです。郵便ポストの上の童子はおっしゃる通り福祉文化会館の前にあります。中央郵便局の前にはなかったように思うのですが・・
    あればいいですのにね。
    • 遊山
    • 2017/02/16 11:19 PM
    茨木童子!
    なんとなくは知っていましたが、一説をきちんと知ることができました。
    ポストの上の童子はどちらにあるのでしょう?福祉会館あたりでしょうか?
    新庄町にもそんな橋があるとは。


    • yamaniwakotori
    • 2017/02/15 10:27 PM
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    profilephoto ■ニックネーム 遊山 ■住んでるところ 大阪府   60歳まで福祉畑で仕事していました。 70歳を過ぎた現在は、夫と100歳になる実父との超高齢世帯です。 京都に近い北摂の山間部で生活しています。恵まれた環境ですが少し不便です。 旅行が好きでスケッチ旅行に何度か海外へ行きましたが、介護が始まってからは、もっぱら京都や奈良の美術館巡りです。 ブログでは裏山に自生する植物や野鳥、昆虫などの紹介をしたいと考えています。 写真は素人ですが、さりとて上手な絵が描けるわけでもありません. 時々「へたな横好き」のスケッチをupしたいと思います。

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