4月の裏山

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    今年は桜の開花が早かったですね。

    裏山の桜ももう散ってしまいました。でも今年は山桜が随分花をつけてくれましたから

    写真に納めてあります。

     

    2〜3年前山桜があることに気がついてから藪を開き、下草を刈り根元に陽が当たるように

    したのがよかったのか、地味な花ですが枝いっぱいに花を咲かせました。

    来年はもっと花をつけてくれるよう期待しています。

     

     

    今は藤が満開です。

     

    昨年の台風直撃で、かなり傷つきましたから、心配していたのですが杞憂に終わりました。

     

     

    随分沢山の花房が垂れ下がっています。

    例年に比べて花が少し小さいかもしれません。

    ヤマフジだとばかり思っていましたが、これは円錐形を逆さにした形をしていますから

    普通の「藤の花」だと教えていただきました。

    (ヤマフジは花房が寸胴型をしているそうです)

    紅葉の木に巻き付いて4~5m上まで花がついています。

     

     

     

     

    次はツクバネウツギです。

                スイカズラ科・ツクバネウツギ属の低木

    小さなラッパのような白い花の根元を見てください。

    がくへん(萼片)が5枚見えるでしょうか。

    これが、衝羽根(つくばね)に似ていることからこの名前がつきました。

    細い木ですが、3メートル位の樹高があります。

     

     

     

    ガマズミ、もしくはコバノガマズミ

     

     

     

     

    3枚目は、葉が細長い形です。コバノガマズミかなと思います

    葉・花・果実 ともにガマズミより小形です。

    秋には赤い実をつけます。

    単に陽当りの良し悪しによる差なのかも知れません。

     

     

     

     

    最後はエビネです。

     

    これだけは自生ではなく、万博公園で買ってきたものです。2年目のものです。

    目立ちにくい清楚な花です。

     

                                      

     

     

    5月に入るとキンランやギンランが咲き始めます。その時またお目にかかりましょう。

     

     

     

     


    コメント
    yamaniwakotori 様

    山に咲く花々を見ていますと、1日1日と様子を変えていくのに心打たれますね。
    寒い季節をじ〜っと耐え抜いて、春になると着々と準備を始め土の中から顔を出したたり、新芽をふいたり、それぞれの仕事を成し遂げていく。
    自然の摂理と言ってしまえばそれまでですが、何か大きな力を感じます。
    忘れているのは私達人間だけかも知れませんね。
    • 遊山
    • 2018/04/18 10:55 PM
    遊山さま

    山桜、イカリソウ、藤と、季節の波を伝える山の花たちですが、遊山さんの手が入ったことで見事に蘇った賜物であること、よくわかります。
    家の真裏から立ち上がる斜面の、徐々に園芸種から山の物、それから元からそこにあったもの、そして雑木の林へと登っていく植草がとても自然で素晴らしいと思います。
    藤の野生と園芸種のちがい、よくわかりました。
    • yamaniwakotori
    • 2018/04/18 9:11 AM
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    名前を遊山といいます。   大阪府の北部に住んでいます。 京都にも近い山間部です。 近くには安威川が流れています。 川向うは高槻市になります。
    福祉施設の現場や学校などで介護を中心に60才まで就労しました。 今は家人と晴耕雨読の生活です。 ブログでは裏山に自生する植物や野鳥のこと、加えて地域の行事や小さな旅行など 紹介できたらと考えています。

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