秋日和
秋らしい良いお天気のことを秋日和と言うそうですね。
空はあくまでも澄み、風が心地よい。そんな日和の昨日のことです。
歩けばいいのに、いらち(大阪弁でせっかちのこと)の私、
近隣の村の中を自転車で走っておりました。
とある農家の庭先に柿の木が数本
今年は柿の生り年だそうですね。
青空に赤い柿がたわわです。
柿の木の下で休憩しておられたご老人に聞くと、全部が「渋柿」だとか。
写真を写していると、後10日ほどして又いらっしゃい、葉が全部落ちて、
柿だけなっている様子はとても綺麗ですよ、と教えてもらいました。
大阪北部にあるこの安威地区は昔からの豪農が多く、家の構えが随分立派です。
そんな家並みの一軒から神楽の笛の音が流れてきました。
え〜今頃神楽!
一農家の玄関先で3人一組の獅子舞が舞を舞っているのが見えました。
お祓いをしている様子です。
道路に出てこられた獅子頭をつけた方に謂われを聞かせてもらいました。
神道伊勢大神楽教というそうです。
京都・大阪・滋賀・三重へと一年中門付け布教を行っているとか。
私の故郷富山では秋のお祭りに出る獅子舞は、10人くらいの男性が獅子の胴体へ
入って舞っていましたが、伊勢神楽では獅子をかぶっているのはお一人でした。
あと太鼓と笛の方が一人づつ、身軽な感じですね。
秋の刈り入れが終わり豊作を感謝し、来年もまた稔り多いことを祈念されるのでしょうね。
いいことに出会えました。
あちこちに咲いているツワブキの黄色が目に鮮やかな秋の一日でした。
- 2018.10.28 Sunday
- 地域のニュース
- 22:47
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- by 遊山