延髄梗塞

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    いきなりで恐縮ですが、延髄梗塞をご存知でしょうか。

     

    下の図で、赤いところが延髄です。脳のずいぶん深部にあるようです。

    ここで梗塞が起こることを、延髄梗塞といいます。

     

     

     

     

     

    実は、先月26日早朝、夫がこの延髄梗塞で救命救急センターに運ばれました。

    もちろん病名を知らされたのは、後日のことでした。

     

     

    発作の前夜は通常どおり食事や入浴をすませ就寝しています。

    何の前兆もありませんでしたから、突然の事態を理解するには時間がかかりました。

     

     

    国立循環器病研究センターへ着いた時点で、本人は自己呼吸をしていなかったそうです。

    (これが正式な名称)

    即、口からの人工呼吸器が装着され、いずれは気管切開を行い、呼吸器はそこへ繋ぐこと

    になると救急医から説明を受けました。

     

     

    夫の既往症である認知症については色々考えていましたが、脳梗塞や脳出血については

    うかつにも考えたことがありませんでした。(血圧は高くなかった)

     

     

    延髄というのは呼吸器をつかさどる器官なので、呼吸困難となり、血管も梗塞しているので

    勿論、四肢に麻痺が見られるようです。

     

     

    私は福祉の現場で仕事をしていましたから、卒中の患者さんや、ALSの患者さんや、家族と

    長くお付き合いしてきましたが、延髄梗塞は初めてです。

     

     

    俄勉強で何冊か本を読みましたが、事態が重篤な事以外今後どうなるのかは全く分かりません。

    夫の生命力がどこまであるのか、何が残り、何を失うのか、も今は分かりません。

     

     

    5日前、気管切開の手術は無事行われ、少しは楽になったのだと思います。

    口からの感染を防ぎ、口腔の衛生も保たれる旨の説明を受けています。

    しかし今後発語は無理ですから、意思疎通はどうすればいいのかが問題です。

     

     

    循環器病センターはあくまで救急病院ですから、今後療養型病院へ転移することも申し渡され、

    ケースワーカーとの面談も始まりました。

     

     

    この2週間、あっという間に時が過ぎ、ようやく一連の出来事をこうして文章にしています。

     

     

    誰の身の上にも起こるかもしれない出来事。

    最終章をどう締めくくるのかは難しい問題ですね。

    尊厳死の問題をどう考えたらいいのか、今改めて考えさせられています。

     

     

                      

     

     

    (脳の写真はwikipediaから、バラの写真は小野月世さんの絵です)

     


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    名前を遊山といいます。   大阪府の北部に住んでいます。 京都にも近い山間部です。 近くには安威川が流れています。 川向うは高槻市になります。
    福祉施設の現場や学校などで介護を中心に60才まで就労しました。 今は家人と晴耕雨読の生活です。 ブログでは裏山に自生する植物や野鳥のこと、加えて地域の行事や小さな旅行など 紹介できたらと考えています。

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