春を探しに
朝からポカポカと春の陽気!
ウオーキングを兼ねて、久しぶりに山里の春を探しに出かけてきました。
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最初に畑のあぜ道に見つけたのは、ホトケノザ
花の下が仏様の台座に似ているところからこの名があるそうです。
でも私いつもホトケノザとオドリコソウがわからなくなるので調べてみました。
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ホトケノザは花を吸うと蜜が甘いのだそうです。
花をよく見ると、開花したものとそうでないものがありますね。
この咲かないまま自家受粉して種をつける花を閉鎖花というそうです。
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春の七草のホトケノザは、本当はキク科のコオニタビラコのことだそうです。
よけいにややこしいですね。
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オドリコソウ(花の図鑑から)
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続いて休耕田に咲いていたのは、オオイヌノフグリ
イヌノフグリのふぐりが、犬のふぐりに似ているからそう命名されたそうです。
命名者は、牧野富太郎博士だそうです。ご存知でしたか?
しかしオオイヌノフグリの場合は、それの形はハート型だといいますよ。
元来の日本種、イヌノフグリは今や絶滅危惧種に指定されているそうです。
ここで一句
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犬ふぐり 星のまたたくごとくなり 高浜虚子
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星をばらまいたような、小さいけど春らしい可愛い色合いの花です。
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畑の側溝の中で咲いていた黄色のお花
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花辞典の春の項で名前を探しましたが、沢山ありすぎて分かりませんでした。
春菊の花に似ているのだけど、葉っぱが違います。
黄色は蜂や昆虫が集まりやすいと説明してありましたが、蜂も昆虫ですよね〜
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山裾を流れている安威川に行ってみました。
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カルガモが2羽石の上で羽を休めていました。
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つがいでしょうか、一寸いい感じ!
きっともう少ししたらコガモの群れがみられることでしょう。(毎年見ています)
水が少し濁っているように見えました。
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河津桜でしょうか満開の桜が一本ありましたが、まだ木が若いようです。
河津桜ってピンクの色が随分濃いですね。
花が咲くのも早いですが、花期も1ヶ月間と長いそうですね。
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足元にはユキヤナギが満開、今年は暖冬のせいでしょうかどの花も開花が早いようです。
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一寸足を伸ばして高槻市側の大池を覗いてみると遠くにオオバンがいました。
オオバンは雑食だそうです。水にもぐって捕食中のようでした。
私のカメラでは望遠を最大にしてもこのくらいしかピントが合わずすみません。
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手前にいたのはヒドリガモ
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冬には、オナガが沢山いるのですが、もう北へ帰ったようで見当たりませんでした。
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自宅近くまで帰ってきたら、ご近所のお寺さんにアセビを発見。
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樹高が3メートル以上はあろうかという大きな木
鈴のような小さい花を房状に枝いっぱいに付けて、この花に毒があるとは思われない!
馬が酔うと足がふらつくと聞いていますが、鹿も食べないそうです。
なので奈良公演にはアセビが沢山生えているとか。
日本に自生のアセビは白。
ピンクのアセビは園芸種でアケボノアセビというそうです。
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久しぶりのウオーキングだったのですが、北摂の春を楽しんでいただけましたでしょうか。
これ高槻市では有名な埴輪の置物(ハニタン)
大池の側に立っていました。
- 2020.03.08 Sunday
- 野草
- 12:05
- comments(2)
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- by 遊山
おはようございます。
黄色の花「ナルトサワギク」と言うのですね。さすがですね。ありがとうございました。
帰化植物というのは生命力が強いのですね。
アフリカに咲いていたような花が、この北摂でも咲くってすごいですね。
山手台の下から安威川の周辺、そして高槻へ渡り大池の周りで野鳥を観察するという散歩道、気に入っています。
最後、きし庵でワッフル付きお茶をして(一人誕生日を祝い)帰宅しました。