面白い花材

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    本日は面白い花材を二つお目にかけましょう。

     

    昨日まで我が家に滞在していた、中国からの華道研修生が残していった花材です。

    瓶に挿してある赤い実は何にみえますか?

     


     

    ミニトマトではありません老爺柿・老鴉柿(ろうやがき)といいます。

    柿の大きさは1.5センチくらいしかありません。食べることは出来ません。

     

     

    またまたネットで調べてみました。

     

    原産地は中国、第二次世界大戦中に京都府立植物園園長の菊池秋雄さんが持ち帰られたとか、

    渋柿で食用には向かないそうですが、赤く可愛いので花材として用いられるようですね。

     

     

    次にお目にかけるのはこれです。なんでしょう?

     

     

     

    風船のように丸く膨らんだ薄緑色の球体の表面にはヒゲがいっぱい生えています。

    痛くはないのですがトゲと言ったらいいでしょうか。

    不思議なことにこれは種です。

    花は下の可憐なものです。

     

     

     

    フウセントウワタ(風船唐綿)と言う名前です。

    こんなに可愛い花がトゲトゲの風船に変化するとは一寸信じられませんね。

     

    熟すと風船の中から綿毛のついた種が飛び出してくるそうです。

     

     

    試しに風船を割ってみました。

     

     

    まだ熟していないので綿にはなっていません。

    これから真っ白な羽毛のような綿毛が育つようですね。

    切り口から白い樹液がタラタラと出てきました。

    夾竹桃科だそうですから、もしかしたら毒があるかも知れないので慌てて手を洗いました。

    原産地は南アフリカ。

     

     

    色々な花があるものですね。

    老爺柿は是非我が家の庭にも植えてみたいと思っています。

     

     

     

    最後に今年何故か2度花をつけたオサランです。

                 

                                  ではまた

     

     

     

     

     


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    名前を遊山といいます。   大阪府の北部に住んでいます。 京都にも近い山間部です。 近くには安威川が流れています。 川向うは高槻市になります。
    福祉施設の現場や学校などで介護を中心に60才まで就労しました。 今は家人と晴耕雨読の生活です。 ブログでは裏山に自生する植物や野鳥のこと、加えて地域の行事や小さな旅行など 紹介できたらと考えています。

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