田主誠さんの版画展

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    8月8日から阪急茨木市駅構内の茨木市立ギャラリーで、田主誠さんの版画展をしています。

    茨木市文化振興課が、川端康成生誕120年を記念した企画展です。

    写真はポスターから一部借用しています。(樹の上で読書する康成)

     

     

     

     

    川端康成は少年時代を茨木ですごし、旧制茨木中学に通っていましたが、当時の生活を田沼誠

    さんが50枚ばかりの版画にされたものを展示しています。

     

     

    川端がよく利用したという乕谷(とらたに)書店や堀書店、お風呂屋さんなどもでてきますが、

    それらのお店は健在で、今も茨木市民の馴染みのお店です。

     

     

    もちろん、「十六歳の日記」の中に出てくる庭の「大きな石」の版画もありました。

    私は10年ばかり前、その石を見たいと方を案内して宿久庄にある「おじいさん」のお宅を訪問

    したことがあります。

     

    康成がその上で昼寝をしたという石はなるほど上が平で大きな(2m弱)ものでした。

     

         お庭の風景

     

         昼寝をした石

     

     

     

    田沼誠さんという版画家を私は全く知らなかったのですが、国際的にご活躍されている方なの

    ですね。

    産経新聞には「いい日本みつけた」を絵と文で700回に亘って連載されていたようです。

     

    民族学博物館のお仕事もされていて、関係のご著書も沢山あるようなので是非読ませて頂きたい

    と思っています。

     

     

    ちょっと横道

    茨木市には川端康成文学館がありますが、そこで現在夏休みの特別企画展をやっているそうです。

    日曜日には学芸員によるギャラリートークもあるようですから、お近くの方は是非どうぞ!

     

     

    そうそうもう一つニュースがあります。

     

    康成の「葬式の名人」が映画化されもうすぐ上映されますが、オール茨木市内ロケ だそうです。

    公開に先立って試写会があるそうですからできれば見にいきたいと思っています。

     

     

    PS

    田沼誠さんの版画展は、8月20日まで

    文学館の夏休み企画は8月25日まで   (トークは日曜日、午後3時30分から)

     

            

     

     

         

     

     

     


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    名前を遊山といいます。   大阪府の北部に住んでいます。 京都にも近い山間部です。 近くには安威川が流れています。 川向うは高槻市になります。
    福祉施設の現場や学校などで介護を中心に60才まで就労しました。 今は家人と晴耕雨読の生活です。 ブログでは裏山に自生する植物や野鳥のこと、加えて地域の行事や小さな旅行など 紹介できたらと考えています。

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