早期発見・早期治療

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    高槻日赤病院に8日間入院していました。無事退院してきました。

    診断名は初期胃癌でした。

     

    全く個人的なことですからブログに書くことには躊躇がありますが、

    早期発見・早期治療と、最新技術への感謝を込めて書くことにしました。

     

    経緯はこうです。

    3月末に受けた市の住民検診の結果が郵送されて来たのは4月も末のことでした。

    去年まで異常なしでしたのに、今回大腸癌検査で潜血反応があり要精密検査でした。

     

    まず、高槻日赤に1日入院し、大腸の内視鏡検査を受けました。これは無事パス。

    (でも正直なところこの検査、大腸を綺麗にするのが結構しんどかった!)

     

    次に胃の内視鏡検査をすることになり、受けたのは6月1日。

    パソコンの画面に、自分の胃の底部が映しだされているのが横になりながら確認できます。

    2センチ✖2センチ 位の部分が白く映しだされていました。

    周囲が少しモヤモヤとして、あとの部分は綺麗なピンク色をしています。

     

    担当の医師は、患部を指しながら「ここちょっと怪しいですね、診断の説明は次週です」

    (ガーンという感じ)

     

    普段は、すこぶる健康な私、

    「癌にならない10カ条」はけっこう守っているつもりです。

    何の症状もないし・・・・・

    でも考えて見れば2人に1人が癌になる時代。自分だけ免れるのは無理な話。

    ましてや、75歳になろうかという年齢。

    高齢になるほど細胞分裂に失敗し、それが癌になると聴いています。

     

    1週間のあいだ必死で調べてみました。癌に関する本と情報!

    ネットで調べれば、米国国立癌研究所の情報サイト(日本語)も読めます。

    ビジュアル判の教科書も取り寄せました。(こんなに勉強したことないくらい)

     

     

    読むほどに、悪いことしか考えられない。

     

    6月10日、運命の宣告の日

    医師  

        癌はその症状によってステップ1から4まであるのはご存知だと思いますが、その下に

        5段階のグループ分けられる初期段階があります。

        貴女の場合4です。放っておけば5になりやがて癌になります。

        切除しましょう。

     

        切除は内視鏡でできます。

        体に負担はかかりません、

        但し、手術中に、誤って穿孔による出血も考えられます。

        その場合は外科手術が必要になります。

        術後何日か経ってから、傷跡から出血する場合もあります。

     

    胃の構造から始まって、私の病変の部位、大きさ、危険度、詳しく説明がありました。

    にわか勉強していたおかげで、医師の説明が少しは理解できました。

    手術の方法は ESD(内視鏡的粘膜下剥離術)、2〜3時間で終わるということでした。

     

    覚悟はしていましたから、入院予約、7月4日と決まりました。

     

    このESDという手術すごい手術ですね。

      癌の疑われる部位をマークし、粘膜下層に薬剤を注入して浮かせた状態にします。

      ナイフで病変部を少しづつ慎重に剥ぎ取り、表面には止血装置を施します。

      切り取った部分は顕微鏡検査に回します。

     

    7月4日

    午前中に入院、午後からESDの施術を受けました。

    胃のような狭い空間で、上記のような作業がよくできるものと感心してしまいます。

    麻酔がかかっていましたから、痛みを感じることもなく2時間半ほどで終了しました。

     

    2日目の朝

    再び内視鏡(胃カメラ)で傷跡の確認がありました。

    少し出血の怖れがあったみたいで、2日間は絶食状態でした。

     

    3日目の朝

    薄い・薄い重湯がでました。(メリケン粉をお湯で薄めたような・・・)

    それからは食事の内容、まさに薄皮をはぐように増えていきました。

    退院したいばっかりに、いつも100%食べ切っていましたが・・・

    コーヒーが無性に飲みたかったです。かなりイヤシクなりますね。

     

    8日目の朝

    3度目の内視鏡での術後確認です。

    傷口全体が真っ白の膜で綺麗に覆われていました。

    出血の怖れはなくなっていましたが、止血のクリップが見えました。

    小さな小さなボーリングのピンのようなものです。

    自然に取れて、排泄されるのだそうです。(上手く出来ていますね、全く)

     

    医師

    「大丈夫です。退院できます。明日にしますか?」

    私「イエ・イエ、今日退院したいです」

    ということで、午後には病院を後にしました。

    なんと支払った医療費は44,000円(70歳以上の自己負担限度額)+食費だけでした。

     

    これが私の日赤病院滞在記です。

    結果的には早期発見・早期治療ということで良かった・良かったということです。

    高度の医療技術・医療体制・医療保険制度・市の保健制度・総てのことに感謝です。

     

    反省点 ピロリ菌治療をしていませんでした。これはもっと前にしておくべきでした。

     

    長い報告をお読みくださってありがとうございました。

     

    病室の窓から遠くに望めた、万博の太陽の塔と観覧車です。

     


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    profilephoto ■ニックネーム 遊山 ■住んでるところ 大阪府   60歳まで福祉畑で仕事していました。 70歳を過ぎた現在は、夫と100歳になる実父との超高齢世帯です。 京都に近い北摂の山間部で生活しています。恵まれた環境ですが少し不便です。 旅行が好きでスケッチ旅行に何度か海外へ行きましたが、介護が始まってからは、もっぱら京都や奈良の美術館巡りです。 ブログでは裏山に自生する植物や野鳥、昆虫などの紹介をしたいと考えています。 写真は素人ですが、さりとて上手な絵が描けるわけでもありません. 時々「へたな横好き」のスケッチをupしたいと思います。

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